大玉で甘いスモモの新品種開発
高品質な果実の商標名は『麗玉』
ブランド化を目指す!
2015.09.25(金)
県果樹試験場は、大玉で甘いすももの新品種「スモモ長果(ちょうか)1(シナノパール)」を開発した。その中でも“高品質な果実”のみを『麗玉(れいぎょく)』の商標名で販売し、ブランド化を目指す。果実の特徴は、大きさが200g程度の“極大玉”で、9月下旬に収穫の極晩性、酸味が少なく糖度は19~20%で甘~い。果皮は薄紅色、果肉は黄色で果汁が多い。
この『麗玉』のブランド戦略は、選ばれた果実として「スモモ長果1」の中でも“高品質な果実”のみを、県が取得した『麗玉』の商標名で販売する。県、生産・流通・販売団体等で構成する協議会の参加者にのみ商標の使用を認める。
また、県内の産地化を優先する。まずは県内の産地化をはかるため、栽培を県内に限定する。今年秋から苗木販売を開始する(果実は3年後から一般販売が可能)。
〈お披露目スケジュール〉
◆知事会見
9/24 9月県議会 本会議終了後 県庁3階会見場
◆銀座NAGANO ~しあわせ信州シェアスペース~
9/28 10:30~試食会
13:30~ミニセミナー『スモモ長果1ができるまで』
14:30~試食会
◆品種検討会
9/30 13:00~14:30「スモモ長果1」の品種特性、栽培特性など
長野県農業試験場 農業技術館講堂(須坂市小河原492)
参集範囲は生産者、技術指導員等
この件のお問い合わせは果樹試験場育種部 農政部農業技術課研究普及係(場長)鈴木秀行(担当)泉克明まで(電話026-246-2411<代表)>FAX026-251-2357)
kajushiken@pref.nagano.lg.jp