2022.08.24(木) |
千曲市内のそうざい屋で
サルモネラ属菌による
食中毒発生
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本日、長野保健所は千曲市雨宮のそうざい屋「(株)ゼストクックAコープあんず店」を食中毒の原因施設と断定し、当該施設の営業者に対し8月24日から8月26日まで、3日間の営業停止を命じた。
患者(千曲市、坂城町在住)は8月13日に当該施設で調理し、販売された「卵とじかつ丼」を喫食した5グループ9名中の3グループ7名で、長野保健所が行った検査により患者便からサルモネラ属菌が検出された。
この食中毒は8月18日の午前11時30分頃、医療機関から「同一の施設で購入した卵とじかつ丼を喫食した2グループ3名が胃腸炎症状を呈し当院を受診した。同じように卵とじかつ丼を喫食して、胃腸炎症状を呈した者が他にも複数名いるようだ」旨の連絡が長野保健所にあった。
長野保健所による調査結果によると、患者は8月13日に当該施設で調理し、販売された「卵とじかつ丼」を喫食した5グループ9名中の3グループ7名で、8月14日午前0時頃から下痢、発熱、腹痛などの症状を呈していた。
患者は当該施設で調理し、販売された「卵とじかつ丼」を共通して喫食していた。長野保健所が行った検査により、患者便からサルモネラ属菌が検出された。患者の症状はサルモネラ属菌による食中毒の症状と一致していた。患者を診察した医師から食中毒の届出があった。以上のことから長野保健所は当該施設で調理し、販売された「卵とじかつ丼」を原因とする食中毒と断定した。
参考までに患者が喫食した主なメニューは卵とじかつ丼(ご飯、とんかつ、玉ねぎ、卵、桜漬け)長野県内(長野市•松本市含む)における食中毒発生状況(本件含む)は、令和5年度5件96名(うち長野市•松本市2件29名)、令和4年度12件167名(うち長野市•松本市1件1名)となっている。
この件のお問い合わせは長野保健所 食品•生活衛生課 食品•動物衛生係 (担当)小野、岡野、荻原まで(電話026-225-9065<直通> 026-223-2131<代表>内線151 FAX026-225-9105 E-mail nagaho-shokusei@pref.nagano.lg.jp)。