2022.06.16(金)

小諸蒸留所は6月18日に竣工式を行い蒸留開始

島岡高志のビジョン、イアンチャンのクラフト

マンシップ、島岡良衣の次世代への想い

   軽井沢蒸留酒製造(株)は6月18日(日)に小諸蒸留所の竣工式を行い、いよいよ蒸留を開始する。

   今年はジャパニーズウイスキーの生誕100周年という節目の年にあたる。島岡高志のビジョン、イアンチャンのクラフトマンシップ、島岡良衣の次世代への想い。軽井沢蒸留酒製造の創業者達の情熱と信念の結晶でもあるこの蒸留所は、この記念すべき年に誕生し、稼働を始めることになった。

   「傾斜地ゆえの難工事だけでなく、感染症の蔓延によるロックダウンやウクライナ紛争による物流の混乱、物価の上昇など、幾多の困難を乗り越え、無事に完成した小諸蒸留所を地元の皆様そして世界中のウイスキーファンの皆様にお披露目できることを大変嬉しく思います」と創業者達はいう。


   世界的マスターブレンダーであるイアン•チャンは、師匠でありウイスキー業界のアインシュタインと呼ばれた故ジム•スワン博士の教えを受け継ぎ、ここで至高のジャパニーズウイスキー造りに挑む。熟成にはバーボン樽やシェリー樽のほか、ミズナラ樽、STR樽などの貴重な樽を使用する予定だ(STR樽とはスワン博士の代名詞でもあり、Shaved:切削、Toasted:加熱、Re-charred:焼き入れの処理を行った樽のこと)。

   ビジターセンターと一体になった蒸留所のデザインは、十河彰•麻美氏の設計により、周囲の自然に溶け込むように工夫されており、随所にこだわりが散りばめられている。ビジターセンター側の1階にはバーとショップ、2階にはウイスキーを楽しく学んでいただくウイスキーアカデミーの教室があるが、ウイスキー造りを間近に感じていただけるように、全ての部屋からフォーサイス社製のポットスチルを眺めることができる。

   ビジターセンターのオープンは7月23日(日)。オープンの前後には様々な企画を予定しており、7月1日(土)には「小諸市民デー」として、地元•小諸の方々をお迎えする特別内覧会を開催する。また、来年2月にはアジア圏の蒸留所として初めて「World Whisky Forum」を開催することが決まった。これから始まるジャパニーズウイスキーの新しい物語。小諸蒸留所では地元の方々とも手を携え、多くの方々に愛される蒸留所を目指していく。
連絡先: chigusa.tomo@karuizawadistillers.com
yukihito.ogasawara@karuizawadistillers.com
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   ちなみに軽井沢蒸留酒製造(株)(URL: https://karuizawadistillers.com/ )は製造業で、本社を 東京都港区虎ノ門1-3-1 東京虎ノ門グローバルスクエア5階に置く。電話番号は03-3503-9388 代表者名は島岡高志氏。設立は2019年01月。