2022.04.22(金) |
飯田市内の飲食店で
ノロウイルスによる
食中毒が発生
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本日、飯田保健所は飯田市内の飲食店「糸へん」を食中毒の原因施設と断定し、当該施設の営業者に対し令和4年4月22日から4月24日まで、3 日間の営業停止を命じた。患者は4月14日に、当該施設で食事をした1グループ17名中の10名(飯田市、下伊那郡在住)で、環境保全研究所が行った検査により、患者便及び調理従事者便からノロウイルス が検出された。なお、患者は全員快方に向かっている。
このノロウイルスによる食中毒は、令和4年4月18日の午前10時頃、患者グループの代表者から「4月14日の午後6時半に当該施設を利用した17名のうち9名が、胃腸炎症状を呈している」旨の連絡があった。
飯田保健所による調査結果によると、患者は4月14日に当該施設で食事をした1グループ17名中の10名で、4月15日午後3時頃から発熱、下痢、腹痛等の症状を呈していた。患者は当該施設で調理し、提供された食事を共通して喫食していたこと、環境保全研究所が行った検査により患者便及び調理従事者便からノロウイルスが検出されたこと、患者の症状はノロウイルスによる食中毒の症状と一致していたこと、患者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、飯田保健所は当該施設で調理し、提供された食事を原因とする食中毒と断定した。
参考までに患者が喫食した主なメニューは、カニの酢の物、魚介類のカルパッチョ、ブリの照り焼き、天ぷら(イカ、海老等)、陶板焼き(豚肉、野菜)、ナスのピリ辛ソースがけ、ざるうどん、パ ンナコッタ等である。
長野県内(長野市•松本市含む)における食中毒発生状況(本件含む)は、令和4年度1件10名(うち 長野市•松本市)(0件)(0名)、令和3年度(うち長野市•松本市)5件(2件)264名(154名)となっている。
この件のお問い合わせは飯田保健所 食品•生活衛生課 食品•動物衛生係 (次長)鷲澤太 (課長)小野 充志 (担当)小木曽郁子まで(電話0265-53-0446<直通> 0265-23-1111<代表>内線2161
FAX0265-53-0469 E-mail iidaho-shokusei@pref.nagano.lg.jp)。