2022.03.02(水) |
2022年2月度すかいらーくグループ(速報値)
前年比既存店売上高93.1%、2019年比既存店
売上高65.7%に
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(株)すかいらーくホールディングスは2月度すかいらーくグループ(速報値)を発表。前年比既存店売上高は93.1%、2019年比既存店売上高は65.7%であった。オミクロン株の感染拡大により先月から出控え傾向が続いていたが、感染者数の減少とワクチン接種率の上昇に伴い月末にかけて売上げは徐々に回復した。
今回はワクチン未接種の12歳未満の児童や園児において感染が急拡大したため、ファミリー層の外出自粛が特に顕著であった。「まん延防止等重点措置」などの発表を受け、エリアにより前月から引き続き営業時間の短縮、酒類提供時間の短縮が続いた。
対象店舗数は最大で36都道府県、約2,660店舗にまで拡大した。北京オリンピック期間に合わせてテイクアウト•宅配で特別価格商品を用意(第1弾2月4日~17日)した。ガスト、バーミヤン、ジョナサン、ステーキガストでテイクアウト売上げが増加。オミクロン株による巣ごもりファミリーに向けてテイクアウト•宅配でさらに販促を実施(第2弾2月18日~3月3日)。
夢庵では天丼399円が大きく貢献しテイクアウト売上げが約2倍に、ガスト、バーミヤン、ジョナサンでもテイクアウト売上げが15~20%増となった。また第2弾ではオミクロン株感染拡大による休校や休園の広がりもあり、各ブランドのキッズ商品の需要が拡大した。 ジョナサンでは「海老とバジルのトマトパスタ&チキンストロガノフソース」などテイクアウト•宅配専用商品を2品発売し、巣ごもり女性に好評だった。
2022年2月度は新規出店1店舗、リモデル13店舗、業態転換3店舗。新規出店は台湾にステーキ業態の横濱牛排を1店舗、業態転換はバーミヤン2店舗、La Ohana1店舗となった。1月1日~2月28日までの累計で328店舗に440台のフロアサービスロボットを導入した。
なお、直近月は速報値で算出しており、確報値は翌月のレポートで開示する。
速報値.pdf
この件のお問い合わせは(株)すかいらーくホールディングスIRチームまで(電話0422-37-5244)。