2021.08.11(水

「食」と「健康」ラボ研究会第7回シンポジウム

8月26日にオンラインセミナー形式で開催、信大と

県で取り組んだ機能性エビデンス研究の成果報告等

   長野県食品製造業振興ビジョン推進協議会では、平成30年8月に「食」と「健康」ラボ研究会を設立し、産学官連携による「からだに優しい食品」の開発に取り組んでいる。この度信州大学 と県で取り組んだ機能性エビデンス研究の成果報告や、発酵食品の歴史•健康機能性に関する講演会を8月26日に開催する。
   「食」と「健康」ラボ研究会第7回シンポジウムの日時は8月26日(木)13:30~17:00、開催形式はZoomによるオンラインセミナー形式(事前申込制)で行われる。具体的な内容は次の通りだ。講演1「イソフラボン機能強化味噌製造用スターター乳酸菌株の取得について」
・講師は信州大学農学部准教授河原岳志氏
   概要は信州味噌の原料に存在する多様な乳酸菌群から、骨粗しょう症予防作用などで知られる
   イソフラボンの配糖体をアグリコンに変換して機能性を強化し得る株の取得を試みた研究成果
   の報告
講演2「野沢菜の免疫調節作用に関する研究について」
・講師は信州大学農学部准教授田中沙智氏
   概要は「信州の伝統野菜」の一つである野沢菜の活性成分とアレルギー抑制効果に関する研究
 成果の報告
講演3「日本の発酵食品の成立の歴史と健康機能性」
・講師は佐賀大学農学部教授北垣浩志氏
 概要宮廷文化、僧侶文化、武家文化や中国大陸の食文化に影響を複雑に受け、1,300年以上の
 時間をかけて形成された日本の発酵食品と欧州の発酵食品との健康機能性の共通点等について
 の講演
   参加費は無料で、定員は200名程度(定員に達し次第、締切りとさせて頂く)。申し込みは8月25日(水曜日)までに下記URLよりお申込み下さい(https://forms.gle/jF3FD9X6u3QCPPhd7)。
 
   問い合わせは長野県食品製造業振興ビジョン推進協議会/「食」と「健康」ラボ研究会事務局(国立大学法人信州大学農学部 (担当)三宅、木下まで(電話0265-77-1648  E-mail:shinshu-kskk@shinshu-u.ac.jp。なお、このシンポジウムは信州機能性食品開発研究会との共催である。