2021.07.12(月

全国新酒鑑評会において長野県産日本酒の

純米(大)吟醸酒金賞受賞数が全国1位となる

金賞17点(純米受賞8点)、入賞(金賞含む)36点

   5月21日付でプレスリリースした令和2酒造年度全国新酒鑑評会(主催:酒類総合研究所、日本酒造組合中央会)の結果について、長野県産日本酒は最多の17点が金賞を受賞し全国1位となった。更にそのうち純米(純米大吟醸酒又は純米吟醸酒)での受賞が8点と、他県を大きく引き離し全国1位であったことが判明した。
   長野県の純米※での受賞数は、金賞17点(全国1位)うち純米での受賞8点、入賞(金賞含む)36点(全国1位)うち純米での受賞16点となった。※純米は米、米麹及び水のみを原料として使用することと。同鑑評会出品酒では、純米吟醸酒又は純米大吟醸酒が該当する。
<全国の純米での受賞数>
【金賞】1位長野県(8点) 2位山形県(4点) 3位岩手県(3点) 3位京都府(3点)
【入賞】1位長野県(16点) 2位岩手県(6点) 2位山形県(6点) 4位福島県(5点) 4位山口県(5点)
LinkIcon受賞酒目録.pdf
(出典:鑑評会主催者から出品者へ送付された入賞酒目録による)
★純米で入賞するということ
   全国の酒造技術者が技術の粋を競う全国新酒鑑評会では、スッキリとしたキレ味を引き出すため醸造アルコールを添加した大吟醸酒の出品が主流だ。純米では原料となる米の特徴を酒質に一層ダイレクトに引き出せる反面、繊細な味わいを出すことが難しい面もある。そうした中、純米で好成績をおさめたことは、県内蔵元の醸造技術が全国でもトップレベルであることの証と言える。
全国新酒鑑評会とは?
   独立行政法人酒類総合研究所と日本酒造組合中央会の共催により全国規模で開催される唯一の清酒鑑評会。本年で通算109回目(第1回は明治44年)。1製造場につき吟醸酒(大吟醸酒、純米大吟醸酒、純米吟醸酒を含む)1点のみ出品できる。令和2酒造年度は全国出品数821点、金賞酒数207点、入賞酒数(金賞含む)413点となっている。
☆公式ホームページはこちら(https://www.nrib.go.jp/data/kan/shinshu/award/R02.html)。
 
   この件のお問い合わせは県産業労働部産業技術課 日本酒•ワイン振興室 (室長)相澤光宏 (担当)寺澤明子まで(電話026-232-0111<代表>  026-235-7126<直通>  FAX026-235-7197  E-mail jizake@pref.nagano.lg.jp)。