2021.07.06(火

県オリジナル酒米「山恵錦 」で醸造した日本酒

「御湖鶴 純米吟醸 山恵錦」が国際ゴールドメダル

品評会で金賞を受賞し米農家と蔵元が知事表敬に

   世界で最も大きな影響力を持つ品評会IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)※2021のSAKE部門で、県オリジナル酒米で醸造した日本酒がゴールドメダルを受賞した。「山恵錦」をつくられている農家と酒蔵の方が受賞報告に阿部知事を表敬する。
   ⻑野県内のゴールドメダル受賞酒(原料米:山恵錦)は、純米吟醸酒部門で「御湖鶴 純米吟醸 山恵錦」(諏訪御湖鶴酒造場)[下諏訪町](最高賞「チャンピオン•サケ」に選出)。純米大吟醸酒部門で「松尾 純米大吟醸No201」(高橋助作酒造店)[信濃町]が受賞した(県内受賞酒一覧別紙)。
   表敬訪問は7月12日(月)14:00~14:20、⻑野県庁3階 特別応接室で行われ、訪問者は諏訪御湖鶴酒造場代表者、高橋助作酒造店代表者、山恵錦の生産農家となっている。
   酒米「山恵錦」は、県農業試験場で2003年から13年の歳月をかけて育成され、信州の山々からの恵みをイメージして公募により名付けられた。醸造に適した心白(米中心の白濁部分)の発生率が高くて加工もしやすい、高品質な酒米だ。
LinkIcon別紙.pdf
IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)とは?
   毎年ロンドンで開催される世界的規模のワインコンテスト。SAKE部門では「純米酒」「純米吟醸酒」「吟醸酒」等の9カテゴリーごとに、「ゴールドメダル」「シルバーメダル」「ブロンズメダル」「大会推奨酒」で評価。ゴールドメダルを獲得した中から一つの銘柄に「トロフィー」の栄誉が与えられ、さらにその中の一つにSAKE部門の最高賞「チャンピオン•サケ」の称号が授けられる。2021年の日本酒部門は1,499銘柄の出品があった。
 
   この件のお問い合わせは県産業労働部産業技術課 日本酒•ワイン振興室 (室⻑)相澤光宏 (担当)寺澤明子まで(電話026-235-7126<直通>  FAX026-235-7197  E-mail jizake@pref.nagano.lg.jp)。