2020.09.14(月)

飯山市の着地型観光商品「りんご飴づくり体験」

りんご農園(塩崎農園)と連携し開発、コロナ禍に

おける日本旅行ファーム4年目の挑戦!

   新型コロナウィルスの世界的な感染拡大の影響により訪日外国人旅行者の来訪が難しい状況の中、地域の観光産業の盛り上げの一助となれるよう、(株)日本旅行(本社東京都中央区、堀坂明弘代表取締役社長)は、飯山市のりんご農園(塩崎農園)と連携し、2020年においても期間限定の観光型農園「日本旅行ファーム」を開園するとともに、新たに着地型観光商品「りんご飴づくり体験」を開発した。日本旅行ファームでは、農業を通じて、観光産業の盛り上げと地域の活性化に取り組んで行く。
 同社は訪日外国人旅行者の増加やコト消費需要に対応するため、また旅行者に対する付加価値の提供や農業を通じて地域の活性化に資する支援を目指して、2017年に長野県飯山市内のりんご農園(塩崎農園)との連携により、訪日外国人旅行者を対象とした観光農園「日本旅行ファーム」を開園した。農園では毎年英語を話せるガイドが常駐し、訪日外国人が英語の案内のもと、りんごの収穫体験を楽しみながら高品質な日本の農産物の価値や地域の魅力を知っていただく機会を提供していた。
 日本旅行ファームが位置する飯山市周辺は、野沢温泉や地獄谷野猿公苑など、訪日外国人旅行者に人気の観光地が多くあり、例年多くの訪日外国人旅行者が来訪していたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、本年は訪日外国人旅行者の来訪が難しい状況となっている。
 しかし、このような状況だからこそ、地域の皆様と一体となって力を合わせ「訪日外国人だけではない多くの人の日本旅行ファームへの誘客」を図ることで、地域に活力が溢れ、地域の観光産業が元気になるという好循環のサイクルが続くような地方創生の形を提案したいと考え、今年4年目となる「日本旅行ファーム」の開園とりんごを使った新たな着地型観光商品「りんご飴づくり体験」の開発を行った。
   今回の取り組みを通じ、地域の観光産業の盛り上げの一翼を担えるよう「日本•長野県の農産物の価値」や「まだ知られていない地域の魅力」を発信し、多くの方に訪れていただく機会を創出して行くとしている。
〔参考資料〕