2020.07.04(土) |
外食産業初!コロナ時代の店舗消毒システムを導入 新型コロナウイルス99%不活化※1が確認された オゾンによる店内消毒を首都圏全店舗で導入(ワタミ) |
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ワタミ(株)(東京都大田区)は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況や緊急事態宣言の発令等を受け、さらなる感染拡大防止の観点から臨時休業としていた全国の直営店につきまして、緊急事態宣言の解除や各自治体のロードマップに基づき段階的に営業を再開してきた。この7月より全店舗の営業を再開するのにあわせ、お客様に安心してご利用いただくために、店内の感染予防対策の強化をはかり、外食産業で初となるオゾンによる店内消毒の定期実施、並びに消毒実施後の店内PCR検査の実施を、すでに営業を再開している店舗も含めた首都圏の全店舗(FC除く)で導入を決定した。
ワタミではこれまでも段階的な営業再開にあたり、新型コロナウイルス感染拡大防止策として接客方法や店舗の清掃方法の見直し、密にならない座席配置、従業員の健康管理の徹底など、お客様に安心してご利用いただくための取り組みを進めて来た。
今回7月より全店舗で営業を再開するにあたり、一人でも多くのお客様が安心して安心してご利用いただける店舗環境を整えるため、客席•キッチンを含めた店内全体の徹底した消毒対策を施す方法を検討した結果、オゾンによる店舗消毒の実施を決定した。また消毒の実施後、消毒の効果を確認するため、お客様が必ず手を触れる複数の箇所から検体を採取しPCR検査を実施する。
オゾンは大気中にある物質で強い殺菌力、消臭力、脱臭力があり塩素に変わる殺菌物質として注目を集めている。公立大学法人奈良県立医科大学による研究によれば、世界で初めて60分のオゾンによる消毒で新型コロナウイルスの99%不活化が確認されている。
※1:公立大学法人奈良県立医科大学による研究(プレスリリース): http://www.naramed-u.ac.jp/university/kenkyu-sangakukan/oshirase/r2nendo/documents/houdousiryou.pdf
オゾンによる消毒は、次亜塩素酸水やアルコールと異なり、液体でなく気体で行うものとなるため、店舗内の手の届かない ところまで消毒することが可能だ。残留性がなく高い殺菌力があるため、消毒後、お客様も安心してご利用いただける。
ワタミでは本研究結果に準拠した消毒作業を、「和民」「ミライザカ」「鳥メロ」などワタミグループ首都圏の飲食店で7月1日から開始しており、8月末までに首都圏全店舗(FC除く)で実施する計画だ。その後、各店舗では1ヶ月に1回の頻度でオゾン消毒を実施し、感染予防対策に努めて行くとしている。
なお、オゾン消毒はプリベント•マネジメント(株)(東京都中央区、久米慶代表取締役)への委託業務となる。また、店内PCR検査については、プリベントサイエンス(株)(東京都中央区、村上孝司代表取締役)が実施する。同社は東京都中央区の登録衛生検査所である。ワタミでは引き続き、新型コロナウイルスの感染拡大防止に努めつつ、営業再開を楽しみにお待ちいただいているお客 様のご期待に応えられるよう、安全•安心な店舗営業に努めて行く。
■ワタミ株式会社
【所在地】東京都大田区羽田1-1-3
【代表者名】代表取締役会長兼グループCEO渡邉美樹
【設立】1986年5月
【事業内容】国内外食事業、海外外食事業、宅食事業、農業、環境事業
【ホームページURL】http://www.watami.co.jp
この件のお問い合わせはワタミ(株)広報部まで(電話03-5737-2784 E-mail:press@watami.net)。