2019.11.15(金) 長峯氏庭園(旧河原氏(かわら)氏庭園)<長野市> 国の登録記念物(名勝地)に登録され、特別天然記念物白骨温泉の 噴湯丘(ふんとうきゅう)と球状石灰石(松本市)も追加指定 |
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<新たに登録される登録記念物(名勝地)>
長峯氏庭園(旧河原氏庭園)(長野市)は、松代藩士河原氏屋敷の庭園で、農業•防火•洗い物等生活のさまざまな場面で使われた「カワ」「泉水路」(せんすいろ)「セギ」と呼ばれる3系統の水路が 残る江戸時代に造られた庭園である。登録面積は2,234.08m²(詳細は別添資料参照)。問い合わせ先は長野市教育委員会 文化財課(026-224-7013)。※本件が登録されますと、県内の登録記念物は9件(全て名勝地)になる。
長峯氏庭園全景(写真提供:長野市教育委員会)
<追加指定(指定範囲の拡大)のある特別天然記念物>
特別天然記念物白骨温泉の噴湯丘と球状石灰石(松本市)。炭酸カルシウムに富む温泉の噴出孔に沈殿物が円錐形に堆積した丘状地形と、石灰華(せっかいか)中から産出する球形・卵形・多面体を呈す方解石である。形成基盤である石灰華分布域について追加指定された。
追加指定面積は61,444.00m²、指定地合計は143,140.00m²になる。問い合わせ先は松本市教育委員会 文化財課(安曇野支所内)0263-94-2301。
球状石灰石(写真提供:松本市教育委員会)
この件のお問い合わせは長野県教育委員会事務局 文化財•生涯学習課文化財係 (課長)小林司 (担当)谷和隆まで(電話026-235-7441<直通> 026-232-0111<代表>内線4430 FAX026-235-7493 E-mail bunsho@pref.nagano.lg.jp)。