2019.04.05(金) |
くろよんのホテル事業を再開発── 「ANA ホリデイ・インリゾート」開業 IHG®(インターコンチネンタルホテルズグループ)と提携 |
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(ロビー イメージ)
関電不動産開発(株)(大阪府大阪市北区中之島、勝田達規代表取締役社長)と(株)関電アメニックス(大阪府大阪市中央区南船場、稲田豊取締役社長)は、黒部ダムの玄関口、長野県大町市にて展開するホテル事業の再開発計画を決定した。
IHG(インターコンチネンタルホテルズグループ)と提携し、2020年春を目途に日本国内二番目のホリデイ•インリゾートブランドとなるホテルとして「ANA ホリデイ•インリゾ ート信濃大町くろよん」を開業する。
大町市におけるホテル事業は、四季折々の自然に囲まれた黒部ダムに最も近い高原リゾ ートホテルとして、1965年に「ホテルくろよん」を開業し、1988年に「くろよんロイヤルホテル」として増改築して以来、「(株)ロイヤルホテル」「(株)本吉兆」に協力い ただき、30年間に渡り、国内外を問わず多くのお客さまに愛されて来た。
日本の原風景ともいえる長野県の美しい自然と、日本一の長寿を育む豊かな食を、国内外のお客さまに提供するため、今回の再開発にあたっては「ANA ホリデイ•インリゾート」のブランド力とノウハウを活用し、お客さまの想像を越える感動体験と寛ぎの時間を提供し、大切な人との素敵な思い出作りができるホテルを目指して行くとしている。まずは2020年春に既存ホ テルをリニューアルし、2021年春に30室の新館をオープンする予定だ。
大町市は長野県の北西部に位置し、その西部一帯に日本の屋根といわれる標高3,000m級の北アルプスの山々を連ね、清冽な雪どけ水が年間を通じて地域を潤し、四季を通じて美 しい景色が広がる山岳観光都市だ。
立山黒部アルペンルートの長野県側の玄関口であり、かつて世紀の大事業と言われた黒部ダム建設を支えた町は、黒部ダムやアルペンルートの観光はもちろん、登山やトレッキン グなど山岳観光ルートに訪れる、国内外からのお客さまの宿泊地となっている。
江戸時代、大町は日本海と松本を結ぶ「塩の道」の中間地点に位置し、交通要衝の地であったことから街道沿いには、当時の歴史的建物が残されており、国宝仁科神明宮をはじめ多くの文化 財も有している。国内外から大勢のスキーヤーが訪れる白馬村も近く、同ホテルには温水プールやテニスコート、ゴルフ場も併設しており、ご家族そろってゆっくり滞在し、アクティビティや温 泉や食事をお楽しみいただける。
同ホテルは関電不動産開発(株)が建物を保有し、グループ企業のホテル運営会社の(株)関電アメニックスが、IHGの日本法人であるIHG•ANA•ホテルズグループジャパン(東京都港区、CEO:ハンス•ハイリガーズ)とホテル運営委託契約を締結し運営を行う。なお、本計画に伴い現ホテルでの営業は2019年9月末にて終了する。
<再開発の概要>
所在地 : 長野県大町市平2020
新ホテル名称 : ANA ホリデイ•インリゾート信濃大町くろよん
客室数 : 103室(2020年リニューアル開業時には73室の予定)
付帯施設 : レストラン、ラウンジ、宴会場、リゾートセンター、キッズクラブ、フィットネスセンター、温泉浴場、スパ、プールなど
開業予定 : 既存ホテルリニューアルは2020年春、新館オープンは2021年春
<ホリデイ・インリゾートについて>
ホリデイ・インブランドは、1952年より世界中で「Joy of Travel」をコンセプトにたくさんの旅行者たちをお迎えしてきた。グリーンのアイコニックなサインが特徴的なホリデイ・インホテルズは、心温まるサービスとコンテンポラリーなデザインでビジネス、レジャー、そしてファミリーに思い出に残る体験をお届けしている。ホリデイ・インホテルズでは、仕事や遊ぶために必要なアメニティをはじめ、子供は朝食無料となるフルサービスのレストラン、ミーティングや研修のためのビジネス設備、快適にお過ごしいただけるパブリックエリアなどご旅行をより楽しいものにする設備を用意している。詳細はIHG 公式サイトwww.ihg.com又はホリデ イ・インブランド公式サイト:www.holidayinn.comをご覧ください。
(レストランイメージ) (客室イメージ)
ホテル運営に関するお問い合わせは(株)関電アメニックス デジタル経営本部経営企画部 木村まで(電話06-6253-0265 E-mail:kimura@k-amenix.co.jp)。
(参考)
IHG®/IHG・ANA ホテルズグループジャパンについてIHG(インターコンチネンタルホテルズグループ) [LON:IHG, NYSE:IHG (ADRs)]は、世界約100ヶ国に5,600ホテル、837,000室を展開するグローバルホテルオペレーターだ。さらに世界約1,900軒のホテルが開発中となっている。現在の IHGブランドポートフォリオは以下の通りだ。
ラグジュアリーブランド: リージェントホテルズ&リゾーツ、キンプトンホテルズ&レストランツ、インターコンチネンタルホテルズ&リゾーツ
アップスケールブランド: ホテルインディゴ、EVEN ホテルズ、HUALUXE(華邑)ホテルズ&リゾーツ、クラウンプラザホテルズ&リゾーツ
VOCOメインストリームブランド: ホリデイ・イン、ホリデイ・インエクスプレス、ホリデイ・インクラブバケーションズ、ホリデイ・イン リゾート、avidホテルズ、ステイブリッジスイーツ、キャンドルウッドスイーツ
また、2019年2月にIHGでは、シックスセンシズホテル リゾートスパが傘下に入った。上記に加え、世界16ホテル(1,347室)が新たにネットワークに入る。 また、現在18の新規ホテルを開発中だ。
IHG®リワーズクラブ: IHG のロイヤリティプログラム・IHG リワーズクラブは、世界最大級のロイヤリティプログラムだ。現在、世界1億人を超える会員の皆様に様々な特典をお楽しみいただいている。
InterContinental Hotels Group PLC は、グループの持株会社であり、英国に設立、英国およびウェールズに登録されている。現在世界中のIHGホテル及びコーポレートオフィスには、40万人を超えるIHGチームメンバーがおり、日々世界中から集まるお客様をお迎えしている。
日本国内では2006年12月に、IHGとANAの業務提携によるジョイントベンチャー会社、IHG・ANA・ホテルズグループジャパンを設立。現在国内32ホテル、約10,000室を展開している。その内7軒がインターコンチネンタル、20軒がANAクラウンプラザ、5軒のホリデイ•インブランドで運営している。今後日本国内では、2019年8月にANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ、同年12月にホテルインディゴ箱根強羅を、その後2020年春にはキンプトン東京新宿、2021年には、ホテルインディゴ犬山•有楽苑の開業を予定している。