2017.09.16(日) |
茅野市内の飲食店で 腸管出血性大腸菌による 食中毒が発生! |
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16日、諏訪保健所は茅野市内の飲食店「モスバーガー茅野沖田店」を食中毒の原因施設と断定し、この施設の営業者に対し、9月16日から9月18日まで、3日間の営業停止を命じた。患者は8月18日にこの施設が提供した食事を喫食した2グループ2名で、環境保全研究所が行った検査により、患者便から検出された腸管出血性大腸菌オーO121の遺伝子型が一致した。なお患者は全員快方に向かっている。
この食中毒は8月28日及び8月31日に、諏訪保健所に医療機関から腸管出血性大腸菌感染症発生届があり、患者へ聞き取りを行ったところ、この施設の食事を共通して喫食していることが判明した。
諏訪保健所による調査結果によると、医療機関の検査で患者2名(諏訪市、茅野市在住)の便から腸管出血性大腸菌O121が検出されたこと、患者はこの施設が8月18日に調理し、提供した食事を喫食した2グループ2名で共通食はこの食事のみであったこと、患者2名の症状は下痢、腹痛、発熱で腸管出血性大腸菌による食中毒の一般的な症状と一致していたこと、患者2名のこの施設における喫食から発症までの潜伏時間は、腸管出血性大腸菌の一般的な潜伏時間と一致していたこと、環境保全研究所が行った検査により、患者2名から検出された腸管出血性大腸菌O121の遺伝子型が一致したこと、患者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、諏訪保健所はこの施設で提供された食事を原因とする食中毒と断定した。
参考までに患者らへ提供されたメニューは、ハンバーガー類、ホットドッグ類、フライドポテト等であった。長野県内(長野市含む)における食中毒発生状況(本件含む)は、平成30年度(内長野市)6件(1件)46名(1名)、平成29年度(内長野市)16件(6件)419名(184名)となっている。
この件のお問い合わせは諏訪保健所 食品•生活衛生課 食品衛生係 (次長)熊谷健吉 (課長)佐々木 強 (担当)吉中友子まで(電話0266-57-2929<直通> 0266-53-6000<内線>2250 FAX0266-57-2953 E-mail suwaho-shokusei@pref.nagano.lg.jp)。