2017.08.03(金)

新潟市若手料理人の新たな登竜門

「新潟市若手料理人コンテスト2018」開催

新潟市の食の魅力の伝道師“潟シェフ”が誕生

  新潟市の多彩な農水畜産物や食文化の魅力を、料理を通じて消費者に発信する「伝え手」となる料理人を発掘・育成するため、次代を担う35歳以下の若手料理人をターゲットとした「新潟市若手料理人コンテスト 2018」を開催する。
  初開催となる今回は、審査委員長に山形県鶴岡市「アル・ケッチァーノ」の奥田政行オーナーシェフをお迎えし、「メインに新潟市産食材を使った料理」をテーマにその表現力や調理技術などを競い合う。また一般の方も参加できるウェブ&ハガキ人気投票も行う。
 
●コンテストの目的
  新潟市は魅力ある食や食文化を活用し創造的なまちづくりを進める食文化創造都市を推進し、食を目当てに国内外から多くの人々が訪れる、「食で選ばれるまち」を目指している。日本有数の農業都市である新潟市は、米を始めとした多彩な農水畜産物があり食材の質は全国に誇れるものが多い一方、その魅力を国内外に十分に発信できていない課題がある。 新潟市の田園風景

新潟市の田園風景

 

米を始めとした多彩な農水畜産物がある新潟市

 
  今回開催する「新潟市若手料理人コンテスト2018」により、新潟市産の農水畜産物の魅力を、料理を通じて消費者に発信する「伝え手」となる優秀な人材を発掘するとともに、料理人同士が互いに高め合う場を創ることで、新潟市の飲食業界全体のさらなるレベルアップを図る。

コンテストロゴ

 
●コンテストの概要
  料理テーマは「メインに新潟市産食材を使った料理」。それぞれの料理人が新潟の生産者の想いをどのようにして料理に表現するかが審査のポイントとなる。また、このコンテストは「応募締切時点で満35歳以下」「新潟市内の飲食店や宿泊施設で働く料理人、または新潟市内の料理専門学校に在学中の方」などの条件を満たす方がエントリー可能だ。修業を経たプロと料理人の卵である学生が共に競うのもこのコンテストの特徴だ。

様々な料理ジャンルの方が出場する

 
  初開催となる今回の審査員長は、地産地消の取り組みが世界的に評価されている山形県鶴岡市「アル・ケッチァーノ」の奥田政行オーナーシェフに務めていただく。その他の審査員も和食・中華・スイーツの料理人やワイン・日本酒の専門家、そして農家と、新潟で活躍する様々なジャンルの方々が揃っている。

審査委員長 奥田政行(アル•ケッチァーノ オーナーシェフ)

 

審査委員 行形和滋(行形亭代表取締役)

 

審査委員 川上啓介(ルーテシア オーナーシェフ)

 
 

審査委員 中野好夫(ホテル日航新潟 中国料理桃李 料理長)

 

 

審査委員 村山和恵(日本酒学講師)

 

審査委員 今井卓(欧州ぶどう栽培研究所代表取締役社長)

 

審査委員 高塚俊郎(タカツカ農園代表)

 
  一次審査は応募時に提出するエントリーシートを用いて書類審査を実施。7名の審査員に加え、隣県(山形・福島・群馬・長野・富山)のタウン誌編集者が審査し、上位6名が本選へと進出する。本選ではエントリー時に提案した料理を実際に調理し、その技法や食味などを審査するのに加え、審査員の前でプレゼンテーションを行っていただく。調理技術だけでなく、その料理を考案した意図や新潟市産品の魅力をいかに伝えられるか、料理人としての「発信力」も試される審査を実施する。
  本選の審査を突破し、見事グランプリに輝いた料理人には、新潟市の食の魅力の伝道師“潟シェフ”の称号が与えられるとともに、賞金30万円(受賞者15万円•所属店舗15万円)が贈られる。また、準グランプリにも賞金10万円(受賞者5万円•所属店舗5万円)が贈られる。
  併せて、一般の方も参加できるウェブ&ハガキ投票も実施する。本選進出者6名が決定した後、「この方の料理を食べてみたい」と思った料理人に投票し、得票数が最も多い料理人を表彰するとともに、投票した中から抽選で「グランプリ料理実食券」をプレゼントする(内容は変更になる場合がある)。「新潟市の食の魅力の伝道師、“潟シェフ”の誕生をお見逃しなく!」と関係者はいう。
  この件のお問い合わせは新潟市若手料理人コンテスト2018事務局((株)ジョイフルタウン内 担当:貝沼、舘川)まで(電話025-233-4501 FAX025-265-0162 メール wakatechef@joyfultown.jp)