2017.05.24(木)

星降る中部高地の縄文世界
数千年を遡る黒曜石鉱山と縄文人に出会う旅
日本遺産(Japan Heritage)に認定される!

 文化庁による平成30年度の日本遺産認定において、県が代表して申請した「星降る中部 高地の縄文世界~数千年を遡る黒曜石鉱山と縄文人に出会う旅~」が日本遺産に認定された。
<県が代表して申請したストーリーの概要>
 日本の真ん中、八ヶ岳を中心とした中部高地には、外では見られない縄文時代の黒曜石鉱山がある。鉱山の森に足を踏み入れると、そこには縄文人が掘り出したキラキラ耀く黒曜石のカケラが一面に散らばり、星降る里として言い伝えられてきた。日本最古のブランド「黒曜石」は、最高級の矢じりの材料として日本の各地にもたらされた。
麓のムラで作られたヒトや森に生きる動物を描いた土器やヴィーナス土偶を見ると、縄文人の高い芸術性に驚かされ、黒曜石や山の幸に恵まれて繁栄した縄文人を身近に感じることができる。
 この自治体の申請は2県9市3町2村。◎は申請代表自治体。◎長野県、茅野市、富士見町、原村、諏訪市、岡谷市、下諏訪町、長和町、川上村、山梨県、甲府市、北杜市、韮崎市、南アルプス市、笛吹市、甲州市となっている。
 文化庁による認定発表及び認定証交付式は5月24日(木)11:00から、東京ステーションホテル鳳凰で行われる。今後の予定では、認定地域において文化庁「日本遺産魅力発信推進事業」を活用し、情報発信、人材育成等に取り組んでいく。※詳細は別紙資料をご覧ください。
別紙1「日本遺産(Japan Heritage)」について
LinkIcon別紙1.pdf
別紙2 平成 30年度「日本遺産(Japan Heritage)」認定一覧
LinkIcon別紙2.pdf
別紙3「星降る中部高地の縄文世界」のストーリー
LinkIcon別紙3.pdf
(参考)県内では平成28年度に認定された木曽地域の「木曽路はすべて山の中~山を守り山に生きる~」に続き2件目の認定となる。
この件のお問い合わせ県教育委員会 文化財•生涯学習課文化財係 (課長)井上雅彦 (担当)下島浩伸まで(電話026-235-7441<直通> 026-232-0111<代表>内線4428 FAX026-235-7493
E-mail bunsho@pref.nagano.lg.jp)。