2017.04.10(火) |
岡谷市の仕出し屋で ノロウイルスによる 食中毒が発生! |
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諏訪保健所は10日、岡谷市内の仕出し屋「(有)仕出しセンター蜜沢」を食中毒の原因施設と断定し、この施設の営業者に対し4月10日から4月13日まで、4日間の営業停止を命じた。
患者は4月4日にこの施設で調理された弁当を食べた51グループ125名中の13グループ32名で、環境保全研究所が行った検査により、患者便及び調理従事者便からノロウイルスが検出された。なお、患者は全員快方に向かっている。
この食中毒は4月6日、諏訪保健所に当該施設から「4月4日に配達した弁当を食べた人が5日夜から6日未明にかけて嘔吐、下痢等の症状を呈しているとの連絡があった。他の配達先に連絡したところ同様の症状を呈している人がいる」旨の連絡があった。
諏訪保健所による調査結果によると、患者(岡谷市、諏訪郡、諏訪市等在住)は4月4日に、この施設で調理された弁当を食べた51グループ125名中の13グループ32名で、4月5日午前 11 時頃から下痢、嘔吐、腹痛、吐き気等の症状を呈していた。
患者らはこの施設で調理された弁当を共通して喫食していたこと、環境保全研究所が行った検査により患者便及び調理従事便からノロウイルスが検出されたこと、患者の症状はノロウイルスによる食中毒の症状と一致していたこと、医師から食中毒の届出があったことから、諏訪保健所はこの施設で調理された弁当を原因とする食中毒と断定した。
参考までに患者へ提供された主なメニューは、<4月4日弁当>ごはん、焼きさんま、蒸し鶏、生野菜サラダ、玉子焼き、ほうれん草ともやし和え、エビの揚げ物、ふわふわ豆腐、漬物、ごぼうかき揚げ、春雨サラダ、カレー等である。
長野県内(長野市含む)における食中毒発生状況(本件含む)は、平成30年度(うち長野市)1件(0件)32名(0名)、平成29年度(うち長野市)16件(6件)355名(速報値)(129名)となっている。
この件のお問い合わせは諏訪保健所 食品•生活衛生課 食品衛生係 (次長)熊谷健吉 (課長)佐々木 強 (担当)吉中友子まで(電話0266-57-2929<直通> 0266-53-6000<内線2250> FAX0266-57-2953 E-mail suwaho-shokusei@pref.nagano.lg.jp)。