2017.04.06(金)

風鈴の音色で涼を感じる公園散策 

夏の「きろかろ散歩」(星野リゾート)

開催期間は6月1日~8月31日

  青森の文化を満喫する宿「星野リゾート 青森屋」の敷地内にある公園で、6月1日から8月31日までの間、伝統工芸品で作られた風鈴の音色を聞きながら散策を楽しむことができる夏の「きろかろ(*)散歩」を実施する。
  きろかろ散歩とは、茅葺屋根の古民家、青森の伝統工芸品を使用したテラスやラウンジが点在する公園をきょろきょろしながら歩く青森屋が提案する公園の楽しみ方だ。約40分間の散策をしながら、3種類の風鈴をはじめとする青森県内各地で作られた伝統工芸品を知ることができる。
*:青森の方言できょろきょろの意味

青森の伝統工芸品を公園で知ることができるきろかろ散歩   
  青森には「青森ねぶた祭」のような熱気あふれる祭りの文化だけではなく、陶器やガラス工芸、 藍染めなど伝統工芸品も多く存在する。青森屋の敷地内にある公園には、伝統工芸品「八幡馬(やわたうま)」の意匠を取り入れたラウンジ「八幡馬ラウンジ」、あおもり藍で染めた帆布やライトを設えた「あおもり藍テラス」など、伝統工芸品に触れられる場所が点在しているため、散策をしながら青森の伝統工芸品を知ることができる。 夜に貸し灯篭を持ち、ライトアップされた公園をゆっくりと歩くのがおすすめだ。

【夏のきろかろ散歩概要】
■期間:2018年6月1日~8月31日
■場所:公園内
■料金:参加無料
■時間:終日
■笛の生演奏時間:①18:30~ ②20:30~
*天候により、一部プログラムが中止になる場合がございます。
 
星野リゾート青森屋×青森の伝統工芸品~2018年夏は青森の工芸品で作った風鈴を設置する~
  青森屋では、滞在中に青森の伝統文化や工芸品を知る機会を提供したく、館内のパブリックスペースや客室、公園などに伝統工芸品を採用してきた。2018年の夏は「津軽金山焼」「あおもり藍」「津軽びいどろ」の3つの伝統工芸品でできた風鈴を公園に設置する。
  ガラスの風鈴と焼き物の風鈴、それぞれの音色の違いを聞いて楽しむことができる。また、約40分の公園散策をするだけで、風鈴や照明に姿を変えた青森の伝統工芸品を楽しむことができるのもきろかろ散歩の魅力のひとつだ。
 
1、高温でじっくり焼き固める津軽金山焼 

  津軽金山焼は、釉薬(ゆうやく)を使わずに1350度の高温でじっくりと焼き固める「焼き締め」という技法を使っており、独特の深みのある色合いが特徴だ。青森屋では食器、照明、タイルなどに使用してきたが、津軽金山焼の新たな魅力を発見したく、今回はオリジナルの風鈴を作成していただいた。置き型の風鈴で、周りには細かな花の模様が施されている。

◆青森屋オリジナル津軽金山焼の風鈴
場所:津軽金山焼回廊
青森屋オリジナル津軽金山焼タイル
場所:客室「おぐらみ半露天風呂付」
 
2、藍の葉をパウダー化した独自の染色技術「あおもり藍」 


あおもり藍は藍の葉をパウダー化する独自の技術を用いて、色を数値化し、藍色の濃淡を8色に染め分けられることが特徴。青森屋では、オリジナルの客室のベットランナーや照明「ほたてライト」を採用しているほか、あおもり藍で染めた帆布やクッションを設えた寛ぎ処「あおもり藍テラス」がオープンした。今回は短冊をあおもり藍で染め、あおもり藍テラスをより涼しげな空間に演出する。
 
3、漁業用の浮玉づくりから始まったガラス工芸品「津軽びいどろ」

津軽びいどろの歴史は漁業用の浮玉づくりから始まっており、1973年には国内トップの生産高を誇っていた。現在は、長年の浮玉づくりで培った「宙吹き(吹き竿に巻き取った溶けたガラスに空気を吹き込んで膨らませる技術)」の技法を用いてハンドメイドガラスを製作している。客室の設えや料理の器、湯上がり処の照明として見て楽しむだけではなく、津軽びいどろでできた風鈴の音色を聞いて楽しむことができる。

◆津軽びいどろの浮玉照明
場所:外湯「元湯」の湯上がり処 
 
公園散策ガイドマップ 


◆1日2回の笛の生演奏
  毎日18:30と20:30に公園内で笛の生演奏を行う。篠笛で奏でる青森の祭り囃子(ばやし)の音色と風鈴の音色が同時に公園に響き、限定のきろかろ散歩を体験することができる。
*天候により中止になる場合がある。
 
◆八幡馬ラウンジ


  公演の景色を眺められる開放的なラウンジ。設えには青森県南部地方の伝統工芸品である八幡馬やその意匠を取り入れた照明がある。きろかろ散歩の途中に立ち寄り、寛ぐことが出来る。
■時間:10:00~22:00

■料金:2,000円(税•サ込)

   星野リゾート青森屋「のれそれ(*青森の方言で目一杯の意味)青森~ひとものがたり~」をコンセプトに、青森の祭りや方言などの文化を満喫できる「青森文化のテーマパーク」。約22万坪の敷地内には、池や古民家の点在する公園もあり、食事や多彩なアクティビティを楽しむことができる。
■電話: 0570-073-022( 星野リゾート予約センター)
■住所:青森県三沢市字古間木山56
■アクセス:青い森鉄道三沢駅より徒歩10分(無料送迎バスあり)
三沢空港・青森空港・JR八戸駅・JR新青森駅より無料送迎バスあり(要予約)
■客室数:236室チェックイン15:00/チェックアウト12:00
■宿泊料金:2名1室1泊2食付1人あたり16,000円~(税•サ込)
■HP :http://noresoreaomoriya.jp   
 
   ちなみに(株)星野リゾート(URL: https://www.hoshinoresorts.com/)はサービス業で、本社を東京都中央区銀座1-11-1東京橋ビルに置く。電話番号は03-5159-6323、代表者は星野佳路氏。