2017.02.09(木)

小笠原氏城跡(松本市)及び
高島藩主諏訪家墓所(茅野市•諏訪市)
国史跡に指定される!

 先に国の文化審議会(馬渕明子会長)から文部科学大臣に答申された長野県関係の史跡2件が、
平成29年2月9日付けで官報に告示され、国史跡に指定された。
〈指定物件〉
【史跡】小笠原氏城跡井川城跡 林城跡(松本市)
―室町時代から戦国時代に至る領主の居城の在り方を示す信濃守護小笠原氏の居城跡―
 平地に築かれた井川城と山城の林城から成る信濃守護小笠原氏の居城跡。室町時代から戦国時代に至る領主の居城の在り方を示すとともに、室町幕府や鎌倉府、上杉、徳川、北条といった信濃を取り巻く諸勢力の政治、軍事的な動向を知る上でも重要である。
【史 跡】高島藩主諏訪家墓所(茅野市•諏訪市)
―信濃国諏訪大社の神職、諏訪の領主として古代以来の氏族である高島藩主諏訪家代々の墓所―
初代藩主頼水とその両親の墓がある頼岳寺(茅野市)と、二代以降の墓がある温泉寺(諏訪市)に分かれる。江戸で没しても諏訪で葬られ、墓標は巨大で形状は独特のものであり、近世大名の墓所の在り方を知る上で重要である。
 長野県内の国史跡は、今回の指定によって長野県内の国史跡(国特別史跡を含む)は38件となる。史跡の概要及び各物件に関しての問い合せ先別添資料のとおりだ。
LinkIcon別添資料.pdf
 
 この件のお問い合わせは長野県教育委員会事務局 文化財•生涯学習課 (課長)高橋功 (担当)柳澤 亮まで(電話026-235-7441<直通> 026-232-0111<代表>内線4430 FAX026-235-7493
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