2016.11.04(金)

「真田丸」のあった場所にはそもそも何があったのか?

大河ドラマで大注目の「真田丸」の真実が

またひとつ明らかに!(学研ホールディングス) 

大坂冬の陣の攻防の焦点となった真田丸

 大河ドラマ『真田丸』もいよいよ大詰め、慶長19年(1614年)に勃発した豊臣方と徳川方の決戦、大坂の冬の陣が描かれる。この冬の陣の戦いの焦点となったのが、大坂城の平野口の南に構築された「真田丸」だ。真田信繁(幸村)が造ったとされるこの真田丸を前に徳川方はさんざんに苦しめられ、多大な損害を出すことになった。
 この真田丸については近年、研究が大きく進み、その形状や構築された場所などがかなりはっきりとわかってきている(雑誌「歴史群像」2015年6月号でも、記事「最新研究から浮かび上がる“惣構”の横矢~大坂城惣構 真田丸」で坂井尚登氏の最新の研究をもとに作成した再現イラストを掲載している)。
 しかし、信繁が真田丸の構築に費やした期間はわずか2か月弱。このような短期間に、かくも強力な「真田丸」を構築できるものだろうか?

 

「真田丸」の前身は何だったのか?

 (株)学研ホールディングス(東京•品川、宮原博昭代表取締役社長)のグループ会社、(株)学研プラス(東京•品川、碇秀行代表取締役社長)から11月5日発売となる「歴史群像」12月号(定価:本体1000円+税)では、記事「再考 真田丸」で、この「真田丸」がなぜこれほど短期間に建造できたのか、そもそもそこには何があったのかを史料を駆使して考察する。
 そして、そこには徳川、上杉、毛利などにも引けをとらないあの有力大名の屋敷があり、しかも城塞化されていたという事実にたどりつく。このことは何を意味するのか!?詳しくは本誌をご覧ください。

記事「再考・真田丸」。
 
 また、関ヶ原の戦い以降、攻城戦には仏狼機やカルバリン砲といった大砲が大量に投入されるようになる。そのピークとなったのが大坂の陣だった。それにより城の構造には大きな変化が生じる。大砲は城をいかに変えたのか?大砲が大量投入された大坂の陣とはいかなる戦いであったのか?カラー記事「火力の増大が城と攻城戦を変えた!」ではこの点をイラストと図表満載で考察している。
 

付録の日本陸海軍機イラスト入りカレンダーほか充実の内容

 歴史群像12月号はこの他のコンテンツも充実。別冊付録として「2017年日の丸の翼カレンダー」が付いている。これは連載記事「日の丸の翼」に掲載の佐竹政夫氏が描いた日本陸海軍機イラストを載せた特製カレンダー。その他も興味深い記事が満載だ。

〈商品概要〉
歴史群像12月号
定価:本体1000円+税
発売日:2016年11月5日(土)
判型:B5/184ページ
電子版:あり
雑誌コード:09677-12
発行所:(株)学研プラス
歴史群像公式HP(学研デジタル歴史館): http://rekigun.net/
 
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