2015.12.01(火)
電子食事カード「チケット
レストラン タッチ」に
電子マネーサービスを採用

 (株)バークレーヴァウチャーズ(本社東京都千代田区、ローラン•ガシェ代表取締役、以下バークレーヴァウチャーズ)と富士通エフ•アイ•ピー(株)(本社東京都江東区、米倉誠人代表取締役社長、以下富士通エフ•アイ•ピー)は、福利厚生用食事券の電子化サービスとなる「Ticket Restaurant® Touch(チケットレストラン タッチ)」において、富士通エフ・アイ・ピーの「サーバ管理型電子マネーサービス」を採用することで合意した。
 「チケットレストラン タッチ」は、バークレーヴァウチャーズが提供する福利厚生用食事券「Ticket Restaurant®(チケットレストラン)」のカード化を実現するもので、(株)NTTドコモ(以下 NTTドコモ)の「iD™」ブランドのリーダー/ライター(読み取り機)に対応する。「チケットレストラン タッチ」は、2016年4月のサービス提供開始を予定している。
 バークレーヴァウチャーズは、福利厚生制度の一環として従業員に配布する食事券「チケットレストラン」の発行代行サービスを日本で提供している。日本全国約54,000店舗以上の飲食店やコンビニエンスストアなどの加盟店を社員食堂のように利用できるサービスで、約1,000社以上15万人におよぶ従業員が利用している。
 「チケットレストラン」の導入企業や加盟店が増える中、従来紙で提供していた食事券に加えて、より便利に運用、決済が可能なサービスへのニーズが高まってきた。こうした要望に応えるため、バークレーヴァウチャーズは、富士通エフ・アイ・ピーと共同で新たなシステムを構築し、福利厚生用食事券の電子化サービス「チケットレストラン タッチ」を2016年4月(予定)より提供することとなった。
 構築にあたっては、富士通エフ•アイ•ピーと凸版印刷が共同で運営する「サーバ管理型電子マネーサービス」を残高管理の仕組みとして採用する。「サーバ管理型電子マネーサービス」は、情報セキュリティ格付で決済サービスとして初となる最高位「AAAis」を取得しているほか、ISO/IEC27001(注1)をはじめ各種国際認証を満たした富士通グループの安全なデータセンターで運用されている。
 信頼性の高いサービスとして既に120社を越える企業に導入され、国内随一の実績がある「サーバ管理型電子マネーサービス」の採用により、導入企業や加盟店は月々の補助金額がカードに自動的に補充される上、紙の食事券の回収も不要となるため、時間と労力を要する紙ベースの運用から解放される。また、従業員はカード一枚で手軽に幅広いレストランやコンビニエンスストアで食事補助を活用できるようになり、スムーズな決済も可能となる。

1_.png
「チケットレストラン タッチ」のカードイメージ
 さらに「チケットレストラン タッチ」の決済の仕組みにおいては、NTTドコモが提供する「iD」ブランドと連携した。これにより「iD」加盟店では、保有する「iD」の読み取り機を利用することで新たな決済端末を用意することなく、従来の運用で「チケットレストラン タッチ」への対応が可能だ。
 今後、バークレーヴァウチャーズと富士通エフ・アイ・ピーは、「チケットレストラン タッチ」の提供開始に向けて構築を進めている。また、両社はパートナーシップを一層深め、同福利厚生サービスを導入企業・従業員・加盟店にとって、より付加価値の高いサービスへと発展させていくとしている。

■(株)バークレーヴァウチャーズについて
 (株)バークレーヴァウチャーズは、食事券「チケットレストラン」を開発した、Edenred (エデンレッド) の100%子会社。Edenredは従業員の生活の向上と組織の効率化の実現を支援する企業向けサービス、設計、管理を提供する世界リーディングカンパニーだ。NYSEユーロネクスト・パリ証券取引所に上場しており、日本を含む世界42か国で6,000人以上の従業員を擁し事業を展開し、約66万社の企業・公共団体において4,100万人の会社員が140万店の加盟店を利用している。2014年度グループ納品額は177億ユーロであった。
バークレーヴァウチャーズホームページ:http://www.edenred.jp
チケットレストラン・サービスサイト: http://www.ticketrestaurant.jp

■富士通エフ・アイ・ピーについて
 お客様の大切なデータをしっかりと守り運用する、安全性の高いデータセンターを全国に展開している。これらのデータセンター機能を基盤に「アウトソーシング」「クラウド」「ソリューション」の3つのサービスを提供、システムの企画から設計、開発、保守、運用まで、ライフサイクル全般を支援し、お客様に安心・安全で、高品質かつ高コストパフォーマンスのICTサービスを提供している。サーバ管理型電子マネーサービスは、クラウドサービスとして様々な店舗•サービス施設をお持ちの企業様向けに、「ギフトカード」「ハウス電子マネー」「プリペイドカード」の導入から製造、残高管理、履歴管理、プロモーションサポートまでをワンストップで提供している。富士通エフ・アイ・ピーホームページ:http://www.fujitsu.com/jp/fip/
■関連Webサイト
 サーバ管理型電子マネーサービス(ギフトカード/ハウス電子マネー/プリペイドカード)
※商標について 記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標。
※注釈(注1):ISO/IEC27001
 ISO(国際標準化機構)が定めた、組織における情報セキュリティマネジメントシステムに関する国際規格。情報の機密性(C:Confidentiality)・完全性(I:Integrity)・可用性(A:Availability)の3つをバランスよくマネジメントし、情報の有効活用を実現するためのツールです。ISMSの後継認証制度として、2005年に発行された。

 この件に関するお問い合わせ先は富士通エフ・アイ・ピー(株)アプリケーションサービス推進部まで(電話03-5531-5199 E-mail:fip-info@cs.jp.fujitsu.com 受付時間:8時40分~17時30分<休日・祝日ほか当社休業日を除く>) 若しくは(株)バークレーヴァウチャーズ マーケティング&コミュニケーション 担当:明石まで(電話03-3233-8121)。
mail-new.png erjp-pr@edenred.com