2015.04.04(土)
上高井郡内の旅館で
ノロウイルスによる
食中毒が発生!!

 上高井郡内の旅館及び同旅館内の飲食店でノロウイルスによる食中毒が発生。患者は7名で発熱、嘔吐、下痢などの症状を呈していたが、現在は快方に向かっている。 長野保健所は4日、上高井郡内の旅館「七味温泉ホテル渓山亭」及び同旅館内の飲食店「食事処 渓山亭」を食中毒の原因施設と断定し、これらの施設に対し平成27年4月4日から4月6日まで、3日間の営業停止を命じた。  患者は3月28日から3月29日にかけてこの旅館に宿泊した6グループ21名中の3グループ7名(東京都、鹿児島県、長野市)で、県環境保全研究所及び関係自治体が行った検査により、患者便及び調理従事者便からノロウイルスが検出された。  この食中毒は3月30日、旅館の利用者から長野保健所に「3月28日に七味温泉ホテル渓山亭に宿泊したところ、29日夕方から胃腸炎症状を起こしている」旨の連絡があった。長野保健所の調査結果によると、患者は3月28日から3月29日にかけてこの旅館に宿泊した6グループ21名中の3グループ7名で、 3月29日午前10時頃から発熱、嘔吐、下痢などの症状を呈していた。 患者はこの施設で調理された食事を共通して喫食していた、環境保全研究所及び関係自治体が行った検査により患者便及び調理従事者便からノロウイルスが検出された、患者の症状はノロウイルスによる食中毒の症状と一致していた、患者を診察した医師から食中毒の届出があった以上のことから、長野保健所はこれらの施設で調理された食事を原因とする食中毒と断定した。 参考までに患者らへ提供された主なメニューは、おひたし、手まり寿司 、南瓜小倉煮、鴨の味噌煮、ラディッシュ葱味噌添え、ワカサギの南蛮漬け、浸し豆、岩魚塩焼、芋串アスパラガス、万願寺唐辛子、林檎等であった。 今回の食中毒で長野県内(長野市含む)における食中毒発生状況は平成26年度(内長野市)22件(3件)、平成25年度(内長野市)20件(3件)となっている。 この件のお問い合わせ先は長野保健所食品•生活衛生課 食品衛生係 (次長)木内洋介 (課長)大澤 陽一 (担当)和田由美まで(電話026-225-9065<直通> FAX 026-225-9105)。
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