2014.12.26(金)
平成26年度輸入食品監視指導計画監視結果
(中間報告)が公表される〈厚生労働省〉
430件の食品衛生法違反で積み戻し•廃棄等の措置

 平成26年4月から9月までの輸入食品監視指導計画監視結果(中間報告)が厚生労働省から発表された。食品等の輸入届出・検査・違反状況(【】数字は昨年同期の数値)によると、輸入届出件数は1,138,913件【1,106,117件】であり、輸入届出重量は11,952千トン【12,321千トン】であった。検査件数は99,165件【104,766件】であり、このうち430件【562件】を食品衛生法違反として、積み戻し又は廃棄等の措置が講じられた。
 違反事例の概要は、食品の微生物規格、残留農薬の基準、添加物の使用基準等の規格基準に係る食品衛生法第11 条違反の277件が最も多く、次いでアフラトキシン等の有害•有毒物質の付着等に係る法第6条違反の114件、器具又は容器包装の規格に係る法第18条違反の28件、添加物等の販売等の制限に係る法第10条違反の22件、食肉等の衛生証明書の不添付に係る法第9条違反の2件、おもちゃの規格に係る法第62条に基づき準用される法第18条違反の1件であった。

LinkIcon詳細.pdf