2014.12.06(土) |
自然災害による観光産業への影響や懸念を
払拭するだけでなく長野県観光の躍進を
図るため「冬の信州観光新戦略」を発表
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今回発表された県観光部の「冬の信州観光新戦略」の趣旨は、県、市町村及び県内観光事業者が一体となって冬の信州•長野県の魅力を発信し、度重なる自然災害による観光産業への影響や懸念の払拭を図るだけでなく、長野県観光の躍進を図るというものだ。
新戦略では戦略1「冬のインバウンド誘客」の拡大強化~円安を追い風に~ [目標]1〜3月外国人宿泊者数H26年20万人 → H27年24万人(20%UP)。
「オーストラリア」誘客戦略の強化(JNTO と連携したプロモーション)、「中国•台湾」誘客戦略の強化(メディア、エージェントの招へい)、新市場「タイ」の市場開拓(テレビ番組の制作と放映)、「スノーリゾートパス」(白馬•長野•野沢温泉•地獄谷等を結ぶ電車•バス(JRを除く)が2日間乗り放題)の発行等を挙げている。
戦略2は「銀座NAGANO」をウインター信州ゲートウェイに ~国内からの冬の誘客拡大~[目標]スキー客数H25•26年703万9千人 → H26•27年715万人(1.5%UP)。
銀座NAGANOに、県内スキー場などを紹介する「臨時デスク」を設置(県内主要スキー場の割引券を提供、各スキー場のサービス紹介、アクセス案内、旅行商品の案内•取次ぎ、温泉や冬の味覚の案内等を実施)、木曽地域、北アルプス地域の物産を特別に販売する「応援ブース」を設置、応援イベント(12月8日「信州木曽スローフード街道フェスタ in 銀座」、1月10〜11日「北アルプス地域応援イベント(仮称)」)の開催、名古屋、大阪等においても冬の誘客イベントを開催。
戦略3は地域まるごとおもてなし「Welcome 信州」の取り組み ~知事もトップセールス~[目標]おもてなし宣言登録数H26年•11月末4万3千人 → H27年•3月末6万5千人(50%UP)。
「ずく出し!知恵出し!おもてなし宣言」の登録拡大、地元商工会議所•商工会等との協力により、おもてなし宣言に基づき「笑顔で挨拶」を実践、木曽地域の宿泊者先着1万名に、優待券(1日リフト券又は2千円分のお買い物券)を宿泊施設からプレゼント、北アルプス地域におけるプレゼント企画(検討中)、知事も率先垂範•PR〈県政広報ラジオ番組での知事メッセージ発信(12月6日、1月3日)、「初すべり☆GOGO!キャンペーン」における知事参加の抽選•発信(12月24日)、ケーブルテレビでの新年に当たってのメッセージ発信〉。
※それぞれの戦略ごとの具体的な事業については、今後追加して実施して行くとしている。
この事業規模は約7,700万円(既決予算及び補正予算を活かして対応。なお「スノーリゾート信州プロモーション事業」に係る事業規模は、例年1,800万円程度)としている。
このお問い合わせは長野県観光部観光誘客課 観光プロモーション係(課長)戸田智万 (担当)中澤修二まで(電話026-235-7254〈直通〉026-232-0111〈代表〉内線3542 FAX026-235-7257)。
kankoshin@pref.nagano.lg.jp