飲食産業新聞

自主回収対象冷凍食品による健康被害(疑い)
佐久市、松本市、千曲市で発生


2014.01.06(月曜日)

長野県健康福祉部は1月6日、自主回収対象冷凍食品による健康被害(疑い)発生について発表している。(株)アクリフーズ群馬工場が製造した冷凍食品から農薬「マラチオン」が検出され、製造者による商品自主回収が行われているが、県内住民から腹痛、下痢等体調不良に関する届出があった。これら方の症状と回収対象食品と因果関係は現在ところ不明だ。
それによると、佐久保健所、松本保健所及び長野保健所に(株)アクリフーズ社製の冷凍食品を食べたことによる腹痛、下痢等の届出が4件寄せられた。届出者は4家族4名で、いずれも自主回収対象の冷凍食品を喫食していた。
保健所への相談内容(長野市を除く) (1月6日午後3時現在)は、体調不良4件(喫食後に体調不良)異味・異臭1件(薬品臭あり)、その他の相談8件であった。