飲食産業新聞

T&G、中国で5つ星ホテル4軒と業務提携を
   アジア婚礼プロデュース事業の展開を加速

2013.11.10(日曜日)



 ()テイクアンドギヴ・ニーズ(本社東京都品川区、野尻佳孝代表取締役会長、知識賢治代表取締役社長、以下T&G)は、2020年度を最終年度とする長期ビジョン「2020Target」にて「グループ売上高1,000億円、グローバルカンパニーの実現」を掲げ、海外戦略に本格的に取り組む中、この度さらに中国で4軒の5つ星ホテルとの業務提携を実現した。
 アッパーミドル層をターゲットに実績を積み重ねてきたことで、上海、香港、深セン(※1)における同社の婚礼プロデュースのクオリティへの認知が高まり、受注が順調に伸びていた。それらが会場である著名ホテルから高く評価され、今回の中国でのホテル提携の拡大に繋がった。※1は土ヘンに「川」
 今回の新規提携ホテルは、ザ・リッツカールトン広州、JWマリオット上海、インターコンチネンタル蘇州、グランドケンピンスキーホテル上海の4ホテルだ。各拠点における5つ星ホテルとの提携数の増加は、アジア婚礼プロデュース事業の拡大を一層加速させることになった。
 中国の挙式披露宴は、ご新郎ご新婦が「会場」と「企画運営を行うプロデュース会社」をそれぞれ手配するスタイルとなっている。同社がアジア婚礼プロデュースを展開するにあたり、会場となるホテルとの業務提携を増加させることは、中国における当同社の取り扱い組数増加への事業基盤を拡大させることに繋がる。なお現在、同社の中国における提携ホテル数は11軒となった。
 参考までに同社の既存提携ホテルは、コンラッド三亜海棠湾、ダブルツリー・バイ・ヒルトン三亜海棠湾、パークハイアット上海、ザ・リッツ・カールトン上海-浦東、フォーシーズンズホテル上海-浦東、グランドハイアット深セン、シェラトン深セン福田ホテル。
 今後同社は中国での事業ノウハウをベースに、香港、台湾、ASEAN各国への本格的参入を目指している。