三谷幸喜監督最新作、傑作歴史エンタテイメント
映画『清須会議』、11月9日からいよいよ公開
2013.10.22(火曜日)
この映画『清須会議』のロケは、昨年11月下旬から12月上旬まで長野市の松代城跡で行われた。今、日本史上初めて、会議で歴史が動く!という視点で展開されている。
時は天正10年(1582年)本能寺の変。一代の英雄織田信長が死んだ。後を継ぐのは誰か?後見に名乗りを上げたのは二人。筆頭家老の柴田勝家(役所広司)と後の豊臣秀吉となる羽柴秀吉(大泉洋)。勝家は、信長の三男でしっかり者の信孝(坂東巳之助)を、秀吉は次男で大うつけ者と噂される信雄(妻夫木聡)を、それぞれ信長の後継者として推す。
勝家、秀吉がともに思いを寄せる信長の妹、お市の方(鈴木京香)は、秀吉への恨みから勝家に肩入れする。一方、秀吉は軍師黒田官兵衛(寺島進)の策で、信長の弟の三十郎信包(伊勢谷友介)を味方に付け、妻の寧(中谷美紀)の内助の功もあり、家臣たちの心を掴んでいく。
そして、開かれる清須会議…。会議に出席したのは四人。勝家、秀吉に加え、勝家の盟友であり参謀的存在の丹羽長秀、立場を曖昧にして強い方付こうと画策する池田恒興。繰り広げられる一進一退の頭脳戦。様々な駆け引きで騙し騙され、取り巻く全ての人々の思惑が猛烈に絡み合う。勝家派か?秀吉派か!?
松代城跡がロケ場所に使われただけに『清須会議』の公開が待ち遠しい。